躰道とは

躰道は「たいどう」と読みます。

空手と体操を足して2で割ったようなアクロバティックな武道です。

1965年に祝嶺正献・最高師範によって、玄制流空手道を基につくられました。

 

 

躰道の特徴的な点として、

バク宙やバク転を動きの中に取り入れているということが挙げられます。

バク宙・バク転から突きや蹴りを出すこともあります。

そのため、多くの躰道部員はバク宙・バク転をすることができます。

 

 

また躰道は「法形」「実戦」「展開」という3つの競技に分かれます。

 

「法形」とは、空手の「型」にあたります。

規定の型をいかに美しく、かつ力強く行うことができるかで勝敗を決める競技です。

 

「実戦」とは、空手の「組み手」にあたります。

文字通り1対1で相手と対戦する競技で、

有効・技有・一本のポイントで勝敗が決まります。

 

「展開」とは、躰道にしかない競技です。

1人の主役と5人の脇役を設定して、主役が脇役を30秒以内に倒していきます。

まるで時代劇の1シーンのような迫力あふれる競技です。

 

 

 

躰道という武道を聞いたことがなかった人も多いかもしれませんが、

躰道は日本国内だけでなく、スウェーデン、フランス、アメリカなど世界約12ヶ国に普及している国際的な武道です。

4年に1度世界大会が行われ、福島医大躰道部も優秀な成績を残しています。

 

 

 

以上、躰道について紹介してきました。

「百聞は一見にしかず」です。興味をもったあなた!道場に見学に来てみませんか?